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納税の大切さを、広くご理解いただくために

 

(一般論で)日本人は税金を納めることが嫌い!!!と書いたら、炎上必至ですので補足しておきます。日本人だけではなく、世界中、どこの国へ行っても、「血税を持っていきやがってよ~(怒)」とお酒を飲んでクダをまかれる諸兄のなんと多いことか、、、(チコちゃん風に)。その心中はお察し申しあげます。


 ただし、ただしですが・・・税金に関して詳しくご存知の日本人って、あんまりいないんじゃないかなぁ?と思うことが多くあります。というのは、私がギインになってから「狛江市は他の市よりも税金が高いから・・・」とおっしゃる方を多々お見掛けします。これ、実は勘違いです。


 事実で申し上げますと(地方税である)市民税や固定資産税の税額計算方法は地方公共団体が独自で定めるものではありません。従いまして、全国どこの自治体に行ってもご本人の税額は一緒となります。邪推ですが、自治体独自のゴミ袋とかの運用の差異を指して、「うちの市は高い!」というイメージを持たれているのかなぁと思います。もっとも、地方税の中でも都市計画税は、自治体によって微妙に差は生じてきます。その街の都市計画のスパン(長さ)や財源規模、基金や市債残高の規模等で各自治体ごとに事情が変わってくる寸法です。


 なんて、前置きが長くなりました。税金は大切です。なにせ、税金により国家が運営されているからです。日本人が税金に疎いのは、税体系が複雑すぎるからというご意見があることも承知していますが、逆に言うと「税金に疎い」国民が大勢いる国は不幸だとも思います。だとしたら、国や地方自治体は国民・市民に対して、もっともっと税金の役割や意図を問うていくべきではないの?こんな問題意識が根底に流れます。


 なので、私は3月の予算委員会で市長に次の提案をしました。


「税金を納めていただいた市民に対して、自治体の市長としての謝意を示すお手紙を、各種書類に同梱してほしい。」 「税金を何気なく納めていた市民にとって、市長から『税金納めてくれてありがとう!』と言われて、嫌な気がしないでしょ。」 「特にサラリーマンは、税金に関して疎い人が多い。(私も27年間やっていたので、実感ありますが)そもそも給与天引きなんで、自分で税務署に行くわけでもなし、税金に関する意識薄すぎ。」

「だからこそ、人心に刺激を与える意味でも、税金に少しでも関心を持っていただくためにも『市長からの納税感謝状』を進呈して!」という申し入れです。


 で、結論ですが、狛江市から9月くらいに届く、国民健康保険税更新通知に、市長直筆のお知らせがもしかしたら入ってくるかもしれません。

 「狛江市民の皆様、ありがとうございます!大切に使わせていただきます。(市長名)」的に。ホッコリしてくれたら嬉しいなぁ。





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